何故ベンチャーに優秀な人がいくのか?

大企業には優秀な人がたくさん埋もれている
http://nais.to/~yto/clog/2005-08-01-1.html

うちの会社なんじゃないかと思うくらいにそっくりな状況だなと思った。

昔は大企業にいないとcoolなことがやりにくかったのに、今やソフトの世界では完全に逆転してしまっているなっていうのはよく感じる。

これは、コスト構造が変わって、ハードもソフトもただ同然になってしまったのが一つ大きな要因になっていると思う。

大きな企業はアイデア持っている人がいても、イノベーションのジレンマの世界と同じで、動きが無茶苦茶遅くて保守的。さらに、優秀な人が集まる機会はないから、大企業にいることによる情報共有というのもまったく無い。

それに対して、アイデアとスピードで勝負できるベンチャーは圧倒的にスピードも情報を共有する力も上になる。

これじゃあ、どうやったって大企業は勝ちようが無い。ダメになっていく一方だ。つまらない仕事を、つまらない人たちとやっていると先が見えてきてしまい、優秀な人はどんどん辞めていってしまう。

一方、coolな問題をcoolな人たちと解決しようとする、はてなSix Apartには必然的に優秀な人が集まるのではないかと思う。

やりたいことはもちろん大事だけれど、そこで出会う人というものの重要性が全てを変えてしまうことを会社に入ってから強く感じた。だからこそ、そこにいる人が魅力的でやっていることも魅力的だったら、感じる心がある人は必然的にそこに行きたくなるのではないかと思う。