国際化の効率化のための仕組み
メッセージの翻訳者は、技術者ではなく、メッセージのリソースファイルを直接編集したりというのは少し難しいです。また、更新されたメッセージを間単に反映できないと、デザイナーがすぐに表示結果が確認できないために、システムの改善がスムーズに行えません。
そこで、翻訳者、開発者、デザイナーが上手く連携するために
- メッセージを翻訳することを簡単にすること
- 更新されたメッセージをシステムに簡単に反映できること
を目標に、国際化を支援する仕組みを構築しました。
具体的には、以下のような仕組みを作りました。
- システムからメッセージをxgettextを使い自動抽出して、POファイルを生成する
- POファイルをWikiにアップロードし、Wikiから編集できる仕組みを作る
- WikiからPOファイルを生成しシステムに反映する
Wikiで編集できるようにしたことで、翻訳者も間単に翻訳ができるようになったという点と、Wikiでの翻訳結果をダイレクトにシステムに反映できるようになった点は面白い点ではないかと思っています。
ちょっとしたことなのですが、翻訳の校正は何回も行う作業なので、システムへの反映が簡単に行えると、効率はかなり違います。