Practical API Design

最近はシステムプログラミングの本ばっかり読んでいて、古典しか読んでないので、これといって紹介する本がないんですが、最近読んだ本の中で良かった本を1冊だけ。

Practial API Design
http://www.amazon.com/Practical-API-Design-Confessions-Framework/dp/1430209739

NetBeansのアーキテクトの人が書いたAPI designについて書いた本。APIをどう発展させていくかというところの話は、あまり類書がないので面白いかなぁと。

数年前は流行の本でJolt Awardにのりそうな本をpick upして読んでたんだけれど、読めば読むほど今まで読んだ本と8割くらい丸かぶりみたいなことが続くようになってしまいました。昔、id:neverbirdさんが「1行でも得られるものがあったら、その本はいい本だ」といっていたのがこの1-2年はとてもよくわかるようになってきました。結局最後は、どんな話も古典に辿り着いて、最近は古典を中心に低レイヤの本ばかり読んでます。「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」といいますが、古典をベースによみこみつつ、経験を踏まえた新しめの本を読みながら、自分の中で消化していくのがいいのではないかと思う今日この頃です。