YAPC::Asia 2009後のCPAN::Packager
CPAN::Packagerを今年になってから大幅に更新し、CPAN::Packager 0.33をリリースしました。YAPC::Asia 2009で頂いたリクエストはすべて反映しました。
以下が変更点です。マニュアルも書きましたので、ご一読頂ければ。
- RPM作成前にモジュールのテストを実行するようにした(YAPC::Asia2009でのリクエスト)
- これでインストールできないRPMを作りにくくなるかと思います
- tarballに対して、patchをあてて、RPMを作れるようになった(YAPC::Asia 2009でのリクエスト)
- tarballを直に編集するよりは、変更管理をやりやすくなるじゃないかと思います
- Schemeなどの設定項目を含めたマニュアルを書いた(YAPC::Asia2009でのリクエスト)
- Dual-lived moduleのRPMを作れるようにした(今まではRPMは作成しないように除外してました)
- これでdual lived moduleにバグがあっても、更新ができるようになります
- Module::Buildを使ったモジュールのパッケージも作れるようにした
- zipで固められているモジュールもbuildできるようにした
- RPMの Patch, Epoch,Obsoltes filedをサポートした
- META.ymlのパース方法を改善した
- 依存モジュールを減らした(まだ、多いですが...)
- CPANPLUS, Path::Class,Class::Inspector,Pod::POM,List::MoreUtils,UNIVERSAL::requireの依存を排除
- 開発者がデバッグしやすいように、デバッグ用のモードを用意した
- CPANPLUSへの依存を除いた
- 報告された5件のバグの修正
今後は、基本的にはbugfixとconfigのupdateを中心にしていく予定です。デフォルトのダウンローダをCPAN.pmに変えたことによる影響も少しでると思うので、そのバグは早めに潰したいなと。