[java] 設定ファイルレスだけではダメ

annotationによる設定ファイルレスはよいと思うんですが、annotationだけだったら使いにくいだろうなという気がしています。

というのは、トランザクション設定とかがどのコードのどこに埋まっているかわからなかったり、annotationが記述されているクラスを一つずつ見なければ全体像がわからなかったとしたらちょっと悲劇だろうなと思うからです。

annotationを書く部分は、システムにとってはクリティカルになる部分のはずで、ある程度熟練した人しか基本的には埋め込めないものだと思います。そう考えると、annotationから一つの設定ファイルが出力できるっていうのは必要なんだろうなって思うんです。

設定するためのファイルというよりも、annotationをまとめるための全体のビューになるようなファイルといったほうがよいかもしれません(いわゆる、これがDDなわけですが)。DDとannotationの双方向のマッピングができるようになると、設計者にとってはとても有難いんじゃないかなという気がします。

#ただ、XDocletとかを使っていて思うのは、コード生成そのものが遅くて、生成することそのものが開発の妨げになることがあるので、もうちょっと良い解があるんだろうなとは思うんですよね。こんなこと言っている間に、Eclipseがannotationを上手に取り扱ってくれたりようになったりして。